下記公演に、壮が出演します。
『キオスク』
オーストリアの作家ローベルト・ゼーターラーの秀作
1938年ナチスドイツに併合されていくオーストリアを舞台に、17歳の⻘年と精神分析学者、キオスク店主をはじめ、時代に翻弄されつつ懸命に⽣きる⼈々を描く感動作!
【公演日程・会場】
《東京》2025年12月5日(金)~10日(水) パルテノン多摩・大ホール
【作】ローベルト・ゼーターラー
【翻訳】酒寄進⼀
【演出】⽯丸さち⼦
【出演】
⼀⾊洋平 ⽯⿊ 賢
壮 ⼀帆 陳内 将 内⽥健司 ⼩⽯川桃⼦
⼀路真輝 ⼭路和弘
【あらすじ】
1937年、ナチスドイツが台頭するオーストリアのウィーンに、自然に恵まれた湖畔で母親と二人暮らしだった17歳のフランツがやって来る。母の経済的後ろ盾の男性が落雷事故で急死し、働きに出されたのだった。
フランツはキオスクの住み込み見習店員となり、母の知人である店主オットー・トゥルスニエクがさまざまな事を教え、自立の扉を開き、大人の世界へと導く。
また、店の常連客である精神分析学者フロイト教授との出会いは無垢なフランツにさまざまな影響をもたらし、教授は彼に人生を楽しみ恋をするよう忠告する。ボヘミア出身で謎めいた女性アネュシカに心を奪われるフランツ。アネシュカは葛藤を抱えながら、激動の時代を生き抜く強さをもフランツに示す。また、遠く湖畔に暮らす母親はフランツからの絵ハガキが心の支えだ。
フランツにとって予期せぬオットー・トゥルスニエクとの別れ、そこで知るオットーの気骨ある生き様と葛藤、人生の岐路や不条理。人生に関する名言が印象的な最晩年のジークムント・フロイト。二人に影響を受けながらフランツは、時代の激動にのみ込まれるオーストリアのウィーンで青春の炎を燃え上がらせながら、厳しい世情の中、思いがけない経験を重ねていく・・・。
★公演公式サイトはこちら